差動トランスの原理について
差動トランスは変位センサです。
位置や寸法のセンサとして使われています。
英語では、LVDT(Linear Variable Differential Transformer:線形可変差動変圧器)となります。
構造としては、3つのコイルからなる外筒部と、その内部で移動できる磁性体のコア(鉄心:普通は鉄の丸棒)によって出来ています。中央のコイルには励磁電流(トランスの1次電圧)を加えます。周波数は、通常 1~10kHzが使われます。両脇のコイルから2次電圧を取り出しますが、ここで、鉄心の位置が変わると 2次電圧の値が変わるので、それを検出することによって変位センサとして働きます。
特徴としては、コイルの外筒部と鉄心とが非接触なので、消耗するところがなく耐久性の高いセンサです。また水、油、温度などによる耐環境性能の高いセンサです。
厚板2枚送り検知器 DTC-1100K
プレス機保護のための2枚送り検知器です
プレス用板材を金型へ搬送する前に板材の有無と重なりをチェックし金型の破損を未然に防ぐためのものです
チェック可能な板厚は最大8mmまでです
【マニュアルダウンロード】PDF版158k
【寸法図ダウンロード】PDF版223k
仕 様 | |
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測定範囲 | 0~±6mm(0~12mm) |
表 示 | 0.0~±19.9mm |
精 度 | フルスケールの±1%+1デジット |
設 定 |
標 準 0.0~9.9(サムロータリースイッチ) オプション 背面コネクタよりBCD入力 |
出 力 | 0.2mmから設定板厚の1.5倍以内のときONとする。 (下限オプション付:設定板厚の0.5倍から1.5倍の範囲内のときONとする) DC60V MAX 150mA MAX(オープンコレクタ) |